2024.07.04 | Podcast
【社内ラジオ】企業オウンドメディア制作
合同会社4Uは人材採用、人材定着、さらに自社ブランディングの観点から音声に特化した社内ラジオの製作・運用を行っています。
そもそも企業オウンドメディアや社内ラジオとは何か?
なぜ動画コンテンツではなく音声コンテンツなのかについてご説明させていただきます。
オウンドメディアとは何か?
企業オウンドメディア(owned media)とは、企業が自社で所有・運営するメディアのことです。
具体的には、Webサイト、ブログ、SNS、メールマガジンやNewsLetter、電子書籍、動画配信サイト、ウェビナー、そして音声配信サービスなどを指します。
オウンドメディアは、企業が一方的に情報を発信する広告とは異なり、顧客との双方向的なコミュニケーションを図ることを目的としています。
そんなオウンドメディアの目的は、大きく分けて以下の3つがあります。
- ブランディング
企業理念やビジョン、商品・サービスの特徴などを発信することで、企業イメージを向上させ、顧客との信頼関係を築くことができます。対外的以外に従業員へ向けたインナーブランディング、エンゲージメントの向上にも効果が期待できます。 - リード獲得
有益な情報を定期的に発信することで、顧客の興味関心を引き上げ、見込み顧客を獲得することができます。 - 顧客育成
顧客の課題解決に役立つ情報を発信することで、顧客とのエンゲージメントを高め、顧客ロイヤルティを向上させることができます。
オウンドメディアは、企業が顧客と長期的な関係を築くための有効なツールです。
オウンドメディアを成功させるためにはターゲットとなる顧客を明確にし、有益なコンテンツを定期的に更新することが重要です。
なぜ音声に特化したコンテンツ運用しているのか?
コロナ禍の2021年7月からしくじり経営者®という名で経営者の経営上の多様な失敗、しくじり体験を集め、価値に変える取り組みを始めました。
当初は「誰が聞くんですか?」、「これって価値あるんですか?」と悲観的な意見が多かったのは事実です。
なぜなら今では当たり前にように耳にするSpotifyやAmazon music、オーディブルなどの音声コンテンツ全く知らない方が多かったからです。
それでも約90名(2024年6月現在)の経営者に過去出演いただき、多様な失敗、しくじり体験を集めていくと徐々にリスナーの方、特に経営者が増え始め、おかげさまで累計10000回再生以上、ApplePodcast総合ランキング16位を獲得することができました。
動画コンテンツが全盛期の今、なぜ音声コンテンツなのか疑問に思うかもしれません。
実は2021年度のアメリカで最も成長した分野がこの音声コンテンツと言われています。
併せて2019年のデータでは日本の日経225に値するアメリカのフォーチュン500の上位25社のうち約70%が自社でPodcast(音声コンテンツ)を配信しています。
また現代人はこれだけ時間に追われる中で動画をはじめとした目から得る情報にも限界があります。
その点、音声コンテンツの耳からの聴取のため移動時間や隙間時間、さらには仕事をしながらでも情報を得られることができます。
なにより最大の強みとして、定期的に配信していくことで共感、共鳴を促し、マス・マーケティングでは得にくい、配信者とリスナーの距離感を縮める効果もあるのです。
つまり音声コンテンツはファン・マーケティングとして有効的な手法の一つなのです。
人材採用・人材定着を促す社内ラジオ
弊社は過去の経験値をもとに企業様の人材採用、人材定着の観点から音声コンテンツに特化した社内ラジオの制作・運用を始めています。
人事・採用・広報担当者などをインタビュアーとして、社内で働く人材がどのような背景で入社し、どんな思いで働いているのかなどを収録していきます。
社内で配信することで事業部、部署の垣根を超えたコミュニケーションが生まれ、エンゲージメントの向上にも期待ができます。
またインタビュアーの採用、人事、広報担当者も自社で働く従業員の多様な観点について知れるため仕事への汎用性もあります。
もちろん、こちらの社内ラジオの内容を新卒採用などの求人採用で活かすことで、「カルチャーや社内の雰囲気を発信できていないから」という採用課題の解決するきっかけにも繋がります。
なにより動画コンテンツとは異なり、音声だけのため従業員のご協力も比較的得やすいことも特徴です。
実際に弊社コンテンツのしくじり経営者®に出演いただきました某経営者の方が自身の失敗体験を合同説明会や就活セミナー、さらには社内SNSなどで配信いただき、結果、採用や従業員エンゲージメントの向上に至った事例など多数あります。
動画コンテンツがありふれている時代に、新しい自社オウンドメディアをお考えの際には一度音声コンテンツについて考える価値はあります。
【まとめ】今後の音声コンテンツの可能性
近年、スマートフォンやスマートスピーカーの普及により、音声コンテンツが注目を集めています。
音声コンテンツの可能性として以下が挙げられます。
- 情報収集の効率化
音声コンテンツは、ながら聴きができるため、情報収集の効率化を図ることができます。例えば、通勤・通学時間や家事の合間に、ニュースやビジネス情報などを聴くことができます。 - 学習の機会の拡大
音声コンテンツは、場所や時間に縛られずに学習することができるため、学習の機会を拡大することができます。例えば、語学学習や資格取得のための勉強を、音声コンテンツで行うことができます。 - エンターテイメントの多様化
音声コンテンツは、音楽やラジオだけでなく、小説や映画なども楽しむことができます。また、音声ドラマやポッドキャストなど、新しいエンターテイメントの形も生まれています。 - 生活の利便性向上
音声コンテンツは、スマートスピーカーと連携することで、家電製品を操作したり、情報収集したりすることができます。今後は、音声コンテンツがさらに生活に溶け込み、生活の利便性を向上させることが期待されています。 - 新たなビジネスチャンスの創出
音声コンテンツの普及は、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性があります。例えば、音声広告や音声配信サービスなどが成長市場となっています。
今後は、AI技術を活用した音声認識や音声合成の精度が向上し、より自然で快適な音声コンテンツが楽しめるようになるでしょう。また、5Gなどの通信技術の進歩により、高画質な音声コンテンツの配信も可能になるでしょう。
音声コンテンツは、情報収集、学習、エンターテイメントなど、様々な分野で活用できる可能性を秘めています。今後は、技術の進歩とともに、音声コンテンツはさらに普及していくと予想されます。
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